夜はダメなのに朝は元気、これって僕だけ?
50代になってから、夜ベッドでパートナーといい雰囲気になっても「なかなか立たない…」なんてこと、ありませんか?
若い頃は夜でも朝でも即戦力!だったのに、最近は夜になると疲れが勝ってしまう。
でも、朝は違う。目が覚めた瞬間から、シーツの中で「おはよう!」と言わんばかりに元気いっぱい。思わず「夜はどこに隠れてたんだ?」と突っ込みたくなるくらいです(笑)。
僕もそうですし、同年代の友人に聞いても「それな!」と共感の嵐。どうやらこの“夜はダメなのに朝は元気”は、50代男性にとってのあるある現象みたいなんですよね。
朝立ちの正体は「体のメンテナンス」
じゃあ、なんで夜は勃たないのに朝はしっかり立つのか?
実はこれ、医学的には 夜間陰茎勃起(NPT: Nocturnal Penile Tumescence) と呼ばれる現象です。
僕たちが眠っている間、とくにレム睡眠(夢を見ている浅い眠り)のときに、自律神経の働きでペニスに血が集まります。その結果、勝手に勃起が起こる。これを1晩に3〜5回くらい繰り返していて、最後の1回がちょうど目覚めのタイミングと重なると「朝立ち」として確認できるんです。
つまり朝立ちは、体が勝手にやってくれている “勃起のトレーニング” なんです。
ペニスの海綿体に新鮮な血を送り込み、柔軟性や反応を維持する。いわば自然が与えてくれたメンテナンス機能ってわけですね。
50代で朝立ちがあるのは、まだまだ現役の証拠
ここで大事なポイントがあります。
50代になっても朝立ちがちゃんとあるなら、それは 血管も神経もまだしっかり働いているサイン なんです。
逆に「朝立ちが全然なくなった」という場合は要注意。
糖尿病や動脈硬化などによる血流障害、あるいはEDの兆候かもしれません。つまり朝立ちは、僕たち男性にとって “健康のバロメーター” みたいな存在なんです。
ここまでのおさらい
- 夜は勃ちにくいのに朝は勃つのは、50代男性あるある。
- 朝立ちの正体は「夜間陰茎勃起」という生理現象。
- 体がペニスをメンテナンスしてくれている自然の仕組み。
- 50代で朝立ちがあるのは「まだまだ現役」の証拠。
- 一方で朝立ちが全くなくなった場合は、病気のサインの可能性あり。
次回予告
夜はどうして勃ちにくくなるのか?
そのカギは「疲労」「ホルモン」「血流」にあります。
次回は「夜の勃起が弱まる理由と、その改善のヒント」についてお話ししていきます。
「朝は元気なのに夜はイマイチ…」と感じている方、必見ですよ。


コメント